小説・沙理の人生を薔薇色に
小説・沙理の人生を薔薇色に
 
第1節・沙理の役員登用準備と登用
第2節・第2回沖縄特別研修
第3節・沖縄特別研修のその後
第4節・沙理の誕生会・石垣島
 
第2節・第2回沖縄特別研修
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昼食はステーキ
「今度は、どちらに向かいましょうか!」

「お父さん、昼食ですよね。お嬢様は、何を食べたいの?男性を食べたいの?
男性を食べるのは、暗くなってからね!」

「恵利さんがそんなことを言うから、涎が出てきてしまいました。」

「お嬢様、ステーキは、食べられるわよね!
お父さん、お嬢様が、お肉を食べたいらしい、です!」

「僕も、ステーキをお願いします。」

「では、ステーキで決まりです。
運転手さん、ホテルに向かう途中の『ステーキ88』に寄ってください。」

「承知しました。
お姉さま、もう少しお嬢様のことを話してください。
可愛いお嬢様が、下半身を見せるなんて、想像しただけで大きくなってしまいます。」

「仕方がないわね!運転手さんも人間ですし、男性ですものね!
そうだ、運転手さんも一緒にお肉を食べましょうよ!向かい合って、お嬢様の顔を見ながらお肉を食べると、格別ですよ!」

「そんなことをしていいのですか?
自分のステーキ代は、自分で支払います。」

「運転手さん、そんなにセコイことを言わないで!
お父さん、年金のお金を節約して、運転手さんの分もいいわよね!」

≪中略≫

「運転手さん、ありがとう!」

長い食事時間になりました。
タクシーで、ホテルの戻ります。
<260712>
 
居酒屋さんで夕食
「お嬢様、夕食は、居酒屋さんですけど、いいですよね!」

「昨日のように、お役に立てるようなカップルがいるといいですね!」

「そうね!幸せを運ぶお嬢様ですからね!
お父さん、二人連れの女性でもいいですか?いろいろな話が聞けると思います。」

「そうね!居酒屋さんに二人連れの女性がいるといいですね!」

タクシーで居酒屋さんに向かいました。
昨日よりお客様は多いようですが、満席ではありません。

「この店は、観光客が比較的多いですね!
居ましたね、女性の二人連れ!
お父さんは、可愛い女性がいい? それとも熟した女性?」

「今夜は、恵利さんくらいの女性でお願いします。
お嬢様は、僕の隣にいますから!」

「そうですよね!適当な二人連れが見つかったら声を掛けますね!お食事代は、お父さんのおごりでいいですよね!」

「はい!」

30才代の女性の二人連れです。

「突然、声をおかけして、ごめんなさい!
よろしかったら、ご一緒しませんか?
飲食代はこちらでお支払いしますので、こちらの女性に対する印象をお聞かせいただければと思います。」

「あの可愛い女性は、どなたですか!」

「今度グラビアデビューする沙理さんです。ご存じないですか!
いまは、デビュー前のお忍び旅行です。有名になると、簡単に旅行できませんから、シーズンではないこの時期に沖縄に来ました。」

「私、あの子、見たことがあるような気がします。」

「そうですよね!ときどき雑誌などに顔を出しているかもしれませんから・・・。」

「隣の男性は?」

「プロダクションから派遣された人です。まあ、ボディガードのようなものです。
この時期に、良くない虫がついたら困りますから!」

「ご一緒させていただきます。
グラビアアイドルですよね!お名前をもう一度確認させてください。」

「こちらは、沙理さんです。」

「質問をしていいですよね!」

「少しだけなら結構です。でも、グラビアデビュー前ですので、きわどい質問は、ご遠慮ください。」

「はい!早速ですけど、男性との交際は禁止ですよね!でも、陰ではお付き合いをしていますよね!」

「そのような質問は、困ります。」

「恵利さん、私は、大丈夫です。確かに、男性との交際は禁止されています。でも、それは表向きのことです。私は、すでに22才です。遅咲きのアイドルですから、まったく経験がないとは言いませんチャンスがあれば、陰で遊んでいます。今の芸能界は、裏側では、結構派手です。有名で、実力がある芸人さんから声を掛けられたら、仕事に結びつきますから、選んで、その場でのお付き合いをしています。」

「沙理さん、そのようなことを話すと、プロダクションの社長に怒られてしまいます。」

「いいのよ!私の場合は、最初が水着撮影でしょ!当然、裸同然になるのですから!下半身を直接撮影しないかもしれませんけど、結構、きわどいポーズを要求すると思うのね!それは、22才だからです。」

「ごめんなさいね!沙理さんは、芸人慣れしていないものですから!」

「でも、芸能界の実態の話をしていただいて勉強になるわ!
実は、私の娘は、現在8才です。芸能界に入れようと思っているけど、心配だわね!」

「そうね!あまり、安心しないほうがいいわ!ロリコン趣味の社長やカメラマンもいるし、ときには、先にお母さんを攻める社長もいます。
お母さんとしては、娘さんを芸能界に入れたいですから、簡単に応じているようです。そして、娘さんが大きくなったら、今度は、娘さんです。」

「・・・」

「恵利さん!こういうのを『親子どんぶり』と言うのですよね!」

「言葉は、間違っていないと思います。でも、内情を暴露しないほうがいいと思います。」

「大丈夫よ!芸能界の女性は、今日では、置物ではありません。
結構、一般社会のように、毛濃人同士がお付き合いしていますよ!
誰が上手で、誰が上手でないとかまで言う女性もいます。」

「私、デビューを控えている沙理さんにこんなにも言われたら、叱られてしまいます。
お父さんも聞かないことにしてくれませんか!」

「いいですよ!その代わり、今夜は、恵利さん、お願いします。」

「ほらね!芸能界って、こんなものです。
いつも上品ぶっているのは、疲れます。今日は、お話を聞いていただいてありがとう!
デビューしたら、応援してくださいね!」

「私たち、このあたりで帰らせていただきます。
お支払いしなくてもいいですよね!」

「大丈夫です!沙理さんが喜んでくれたから良かったです。
でも、沙理さんの話がすべてではありません。綺麗なところもあります。」

「ご馳走様でした。」

二人の女性は、テーブルから離れ、お店から出て行きました。

「お嬢様は、一段と成長しています。お父さんは、どのように思いますか!」

「お嬢様は、世間に出しても恥ずかしくないと思います。でも、まだ、調子に乗って裸になってしまわないか、不安です。」

「お父さん、大丈夫です。まだ、私、一人歩きしませんから!
でも、不思議ですよね!恵利さんから何度も聞いていますが、何で女性って、自分の裸を見せたがるのでしょう!」

「安心して、いいのだろうか!」

「大丈夫よ!お嬢様が、冗談を言って、他人を巻き込めるようになったら、一人前よ!」

タクシーに乗って、ホテルに戻りました。
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